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生産終了の『純正部品』
ここのカテゴリー【CB400Four 絶版部品】では、すでに生産が終了している純正部品について《どう対応していくのか》を、一緒に考えていきたいと思います♪
「もう、部品が出ない…💧」
これは『旧車』と呼ばれる単車を維持していく過程で、オーナー達にとって永遠のテーマであって、誰もが【最初にぶち当たる壁】のようなものになるでしょう。。
『CB400Four NC36』
と、呼ばれるこの「ブランド」✨
購入を検討している段階で、本当はCB400Fourが大好きなのに「これは部品が出ないからやめておこう」なんて、そんな悲しい単車になってしまわないように!
この『CB400Four NC36のブログ』が
これから先、絶版部品の対策を情報共有できる場所にもなって、とても有益で素晴らしいコミュニティとして、すべてのNC36ファンのもとに広く届きますように!
ホンダさんが今もなお、部品供給を継続してくれていたらどんなに嬉しいだろう…
…そんな事を思うけど
これもまた『ロマン』の一つ✨
というワケで、そろそろ始めますね♪
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『ドレンチューブ』とは?
今から交換するドレンチューブとは『フューエルタンクドレンチューブ』という、燃料タンクの【ドレン孔】と接続するために取り廻された配管のことを指します。
タンク側にあるドレン孔などの詳細については、次の記事を参考にしてください👇
こちらからどうぞ👇
CB400Four フューエルタンクの概要 →https://nc362204.com/cb400four-nc36-exterior-parts/cb400four-nc36-overview-of-fuel-tank/
では、さっそく実際の『フューエルタンクドレンチューブ』を見てみましょう!
上の画像の真ん中あたりに、グレー色のチューブが2本あるのを確認できますね♪
太い方の管が『フューエルタンクドレンチューブ』というパーツで、細い方の管はブリーザチューブといって【ドレンチューブとセットで必要なもの】になります。
なぜ交換するのかというと…
ドレンチューブは本来の形状として、ブリーザチューブのように先端が【L型】になっていないと、位置的な関係でタンクに接続することが非常に困難だからです。
もちろん純正部品は【L型】の形状をしています…いや「していました」ですね。
そう、絶版部品なんです⚠
見出番号10のドレンチューブ、1のブリーザチューブともに仲良く生産終了で、最初は「たかがL型になったチューブやん」なんて余裕をブチかましていたけど…
今回も【代用品を探す旅】には、予想以上の苦戦を強いられることになりました!
…が、戦利品として
こんなに良いものを見つけましたよ✨
純正部品に『代わる』もの
とても有り難いことに『デイトナ』さんから、こんな商品が販売されています!
【デイトナガレージ ブリーザーホースLタイプ 90度曲げ】
純正部品が生産終了である以上、これ以外に【選択の余地はない】と思いました♪
ドレンチューブの代用品を探すにあたって、苦戦を強いられる理由のひとつに【チューブの内径がどこを調べても分からない】という問題が、必ずあるはずです!
正解は、内径【8mm】✨
7,5mmや8,5mmは絶対にダメで【8mm】がジャストサイズになります♪
《ルーズさ》は一切、許されません⚠
製品仕様などについてはデイトナさんの公式サイトをご覧の上、ご確認ください。
こちらからどうぞ👇
DAYTONA →https://www.daytona.co.jp/products/single-73654-genre
実車に合わせての加工
あたりまえの事ですが『純正部品』とは違って、少しだけ『加工』が必要ですね!
800mmあるこのチューブを【実車に合わせた適度なサイズ】にカットします。
まずは、最初に先端の部分、約5cmあったものを2cmカットして、約3cmに。
全長は約12cmにカットしました。これについては、車両によって個体差があるかもしれませんので、それぞれの実車できちんと確認したほうが良いと思います。
では、実車を見ていきましょう!
ドレンチューブとブリーザチューブは、メインハーネス(黒いテープで巻かれた配線)の下を通します。この取り廻しを間違えないように、覚えておいてください!
確認しやすいように、ドレンチューブとブリーザチューブの両方とも上に引っ張り出しました。手前(左側)に見えるグレー色の太い管が『ドレンチューブ』です。
ドレンチューブの色がグレーとブラックに別れているのが見えますね。ここにはジョイントが入っていて、先端だけを交換できるよう、セパレートになっています。
見れば分かると思いますが、下にあるのが本体から取外したドレンチューブです。こんなに小さくて、ちょっとした部品のようですが、こうやって比べて見ると…
やはり『黒』がカッコイイ✨
そう、思いませんか? (^.^)♪
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純正『チューブクランプ』
今回、ドレンチューブの交換とセットで、もうひとつ新しい部品を使っています。
パーツリストの見出番号23にある『チューブクランプ』が、もともと付いてなくてずっと気になっていたので、もちろん大好きなホンダ純正部品を購入しました♪
それが、これです✨
軽視されそうな部品ですが…
【なぜそこに、その部品が使われているのか】には、必ず意味があると思います。
新品の『ホンダ純正チューブクランプ』を、新品の『デイトナ製ドレンチューブ』に取付けました。この完璧な状態を見ると、いい結果しか予測できませんね✨
参考までに♪
見出番号【23】
部品番号【90661-GHB-610】
部品名【クランプB、チューブ12、5mm】
部品番号に変更はありません。
純正部品の購入はこちらがお勧めです👇
PARTS ONLINE →https://www.partsonline.jp/index.pl
車両本体とタンクに接続
画像撮影の都合でフューエルタンクが乗った状態になっていますが、この段階においては【タンクを外した状態】の方がスムーズに行えますので注意してください!
先ほど上に引っ張り出した、本体側のドレンチューブジョイントに接続しました。
ジョイントの部分には、外れないよう確実にチューブクランプを取付けています。
次にこのチューブを【メインハーネスの下】に通して、車両右側へ取り廻します。
そして、タンク側にあるドレン孔にチューブを接続します。ここには、クランプが使われていないことからも分かるように、かなり強く差し込まないといけません!
ドレン孔とチューブ共にシリコンスプレーで滑り易くしておくとベターですね✨
こっちのほうが分かりやすいかな…?画像上のど真ん中に見える太い管が、今回交換した『ドレンチューブ』、グレー色の細い管が未交換のブリーザチューブです。
あと、本体側のドレンチューブに異物の混入がないよう、圧縮空気で清掃したり、劣化しにくいようシリコンスプレーなどを中に通しておけば、もう完璧ですね✨
この工程と関連する話題して、タンクを取付けていく工程も別にまとめています♪
よろしければご覧ください👇
CB400Four 燃料タンクの取付け →https://nc362204.com/cb400four-nc36-fuel-system/cb400four-nc36-installation-of-fuel-tank/
『再生産』の可能性
生産終了としていた純正部品を、ホンダさんが『再生産』するなんて、そんな…
『夢』のような話し✨
可能性【ゼロ】でしょう💧
本当に一部の車種だけは再販売されていますけどね(以下、公式サイトより👇)。
Honda Heritage Parts →https://www.honda.co.jp/bike-genuineparts/
特にこのCB400Fourという単車は当時、圧倒的に出回った数が少な過ぎます。数が少ないという事はそこに希少価値が生まれて、超人気車両になりそうだけど…
イヤ、そうでもないような…💧
この現象は、オーナーとして今だに【理解不能】な不思議でならないところです!
あまり《人気》がない?👇
たいして《需要》がない?👇
ホンダさんが《動くワケ》ない!
あくまでも今のところ、現状ではこんな構造になっているような肌感覚でいます。
ホンダさんが『絶版部品を再生産』することには期待できないかもしれないけど、ただこれ以上、今ある純正部品を【生産終了】にしないでほしいんです(切実)!
そして、パーツメーカーの皆様!
これからも純正部品同等で素敵な『適合パーツの開発』を、楽しみにしています!
最後に、模型メーカーさん…
…そろそろ【NC36のプラモデル】ぐらい、製作してくれても良くないですか…?
この【叫び】が届けばいいなぁ♪
それでは、以上をもって『絶版部品 ドレンチューブの交換』を終了とします!
ありがとうございました🍻
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はじめましてm(_ _)m
宮崎県でガンメタのNC36に乗っているものです。チェーンのメンテをしていたらチェーンスライダーが壊れているのを発見しましたディーラーで部品を調べたら廃盤になっていました。ヤフオク等見ても出品がないようです。なにか他車の部品流用等を知っていたら教えていただけないでしょうか?NC31のものはまだ新品あるんですが固定の所の形が違うんですよね(^_^;)
いきなりすみませんがなにか情報あれば教えて下さい。よろしくおねがいします。
ハヤさん、はじめまして♪
コメントを頂きまして
本当にありがとうございます。
ここで良い情報をご提供することができたなら凄くカッコイイのですが…
残念ながら、今のところ【コレ】といった対応策がありません。
今回の件で、本田技研工業さんにダメもとで再販のお願いをしてみましたが、もちろん丁重にお断りをいただきました(笑)。
チェーンスライダーが無い状態での走行はとても危険ですが
「壊れている」ということなので
取り急ぎは【何らかの方法で補修してチェーンが緩すぎないように調整しておく】
そして【市場に出回るのを見逃さないようマメにチェックする】ぐらいでしょうか。
これからがシーズンなのに部品を調達できるまで【乗らない】は、ちょっと…ですよね!
こういう消耗品の生産終了は、我々にとって死活問題とも言えます。
同じ『NC36オーナー』として、何か【良い対策】を見つけた時には直ちにこのブログで発表させていただきます!
この度はお役に立てなくて申し訳ございません。また何かあればいつでもご遠慮なくコメントしてくださいね!
これからもよろしくお願い致します♪