CB400Four オイルとフィルタの交換【3rd】

NC36と満開の桜

全ては『相棒』のために

自由な風を感じた、昼下がり♪

《ライド》から無事に帰ってきて『大切な相棒』見つめ合うなんて、そんな時。

こんな事を思ったりしませんか?

大好きな《こいつ》が、ずっと健康で元気なままいてくれたらいいのになぁ…』

…それ、割と余裕なんです✨

あ、部品が出ない問題は別として、今後それは一緒に考えていくとしましょうよ

人間と違って、単車は考えているよりも遥かに頑丈な造りをしています。メーカーさんは繊細で軟弱なガラス細工のように、ちょっとした事で壊れてしまうような

ヤワな製造開発をしていません

ひとつひとつの部品やパーツから成る《単車の構造》は、天候や気温、走行中から転倒時に至るまで、起こりうる『全ての場面を想定した上で構成』されています

なんか【無茶苦茶な空ぶかしや急制動】を繰り返すような運転は論外として、常識的で通常の扱いでは、そうそう壊そうったって壊れるようなものではありません。

…が、ただし

それはあくまでも、定期的で適切な【正しい点検整備】《あっての話し》です

前回の【2nd】では、現車確認ができないまま単車が納車されてからエンジン始動までに大切だと思う「オイル関連」の留意点を、自分なりにまとめた話しでした。

今回は、その《続編》です

それでは、本気心から大切に思う大好きな相棒の『健康で元気』を守るために♪

【3rd】を始めます

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『暖機運転』の開始

納車されたばかりの

CB400Four NC36型

その《希少性と予想以上の迫力》に若干【ビビり】ながらも、冷静な判断でエンジンオイルの『色と量』をチェック、どうやら今回は【合格ライン】にありました。

ここで初めて、いよいよ

《エンジン始動暖機運転》

その工程に入ります!

メインスイッチをONの位置に回して、スタータスイッチをそっと押してみると…

難なく《一発》でエンジン始動!

始動性能。

頼もしく逞しい、車格と足回り。

シュルシュルと《滑らかに回転》する、スムーズで静かな【エンジンの鼓動】。

【ギラリ】と輝く《4本のマフラー》から吐き出される重く低い排気音のリズム

それらのどれをとってみても、堅実で確実に伝わってくる【単車の若々しさ】

約《20年間》の違い。

今までずっと「昭和の単車」ばかりと一生懸命に向き合ってきた自分が、はじめて平成生まれの『CB400Four NC36』に触れたときに感じた率直な感想、それが

【技術の進化単車の若々しさ】です

(注意⚠:この文言は【昭和の単車をディスる】ものでは、決してありません)

ゆっくりゆっくり、アクセルをあおりながら、オイルをエンジンに回して暖機運転をします。今更ここで説明する必要はありませんが、暖機運転をして《十分に暖める》ことによって、オイルが柔らかくなり、オイルパンから抜けやすくなります。

エンジンに耳を傾けてみましょう♪

NC36から「もう十分、暖まったよ!」という《熱気》が、伝わってきましたか

それを感じたらOK

エンジンを止めて暖機運転の終了です!

『ドレンボルト』を外す

暖機運転が終わってエンジンを止めたら、エンジン内を巡っていたオイルが徐々にオイルパンへと溜まっていきます。少し時間を置いてからオイルを抜きましょう!

『ドレンボルト』を緩めて

さあ、オイルを抜きましょう。

えぇっと

ドレンボルトって、どこにあるの?

👆ここにあります!

上の画像のように、サイドスタンドを出して《停車した状態》のときに、傾いたエンジンの《一番低い場所》、エキパイの【1番と2番の間】に設置されています。

既存のオイルが《なるべく残らず抜けるように設計》されているんでしょうね✨

オイルパンの形状を見ると、ドレンボルトを飛び石などからガードするようにプロテクトされているようです。それだけ重要な部品として認識する必要があります

この【ラチェットレンチ】を使ってドレンボルトを外すのですが、ここでひとつ。

【反時計方向】に回して外します!

基本的なことのようですが、ドレンボルトは右ねじではあってもエンジンの底に位置するため、感覚的に勘違いして【時計方向】に回してしまうことがあるんです。

ドレンボルトを外そうとしているのに、思い込みで逆にグイグイ締め込んでいるなんてことにならないように《疲れているとき》なんかは、特に注意してください!

さあ、すんなりと緩んで簡単に外れてくれました。これが、ドレンボルトです✨

この『すんなりと緩んで』

『超絶重要』なことです

それは何故かを、次で説明します。

(注意:このドレンボルトは現車で使用しているものではなく、今回の【3rd】で説明する添付画像の為に新品の純正部品を使っています。ご了承くださいませ。)

以下、参考までに♪

部品番号【92800-12000】

部品名【ボルト、ドレンプラグ12mm】

こんなにクオリティの高い部品100円ほどで購入できるなんて感動的です

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『シーリングワッシャ』とは

今回

《オイル漏れや滲みなどが無い》上に『すんなりと緩んだ』この、ドレンボルト。

この事実

『新品のシーリングワッシャを、確実に【取付け】られたオイルドレンボルトが』

『適切な【規定トルク】で締め付けられていた』という、もっとも基本的で良好な

《整備状態にある》

それを意味しています!

超重要な役割!

この『シーリングワッシャ』という、小さくて安価な、丸くて可愛らしい部品

…これが見た目とは相反する

超重要な役割担っています!

画像の左側にあるのが使用前、右側にあるのが使用後シーリングワッシャです。

《潰れて変形》していますね

【封印・気密性・水密性】

『シーリング』にはこのような意味があるように、適切なトルクで締め付けるとワッシャが変形することによって密閉させ、オイルの漏れや滲みを防いでいます。

サービスマニュアルのドレンボルト規定トルクを見ると、こうしてシーリングワッシャを使うことによって【大きなトルクを掛ける必要のない事】が、分かります。

このように、シーリングワッシャの《超重要な役割》があってからこそ、エンジンオイルの【漏れや滲み】が無いうえに《すんなりと緩んだ》ワケ、なんですね✨

ゆっくりと排出される綺麗なエンジンオイルと、ワッシャが付いたドレンボルト。

【本来】であれば

常識であるはずなこの状況は、時に《決してそうだとは限らない》という事実。

あの日見た信じられない光景

以下、そんな過去の怖い経験談です…

【実体験B】緩まない理由⚠

そのまた、昔。。

当時も、まだ《懲りる》ことなく

勇敢『骨董品レベルな昭和の単車』を、半ば《勢い》で購入してしまった自分は

【どんっ】!!

「うわっ、、え、えぇぇっ…」

異様なほどに漂う『覇気』…

それが【絶版車両威圧感】!

その計り知れない『オーラ』から、完全に《圧倒》されてビビりまくっていた💧

「そおっと、、そおっっと…」

何をどうするにも、いちいち【気を使って神経をすり減らし】ながらも、経験上「納車されたら一番にオイルとフィルタを新品に交換する」と心に誓った以上、まずここはひとつ勇気を出して《オイルドレンボルト》から外さなくてはならない。

ドレンボルトの位置を確認して、まるで《文化遺産でも扱う》かのように恐る恐るレンチをあてがってみると、どうやら運よくボルトの頭をナメてはいないようだ。

じわっと力を入れてみる…うん、いや、、もう少し強く力を入れてみようかな

「んっ…

…んんっ!…くっそ!!

いやいや、まだまだ!もっともっと強い力で…!ぐぐぐぐっ…ぐぐっ!グリッ!!

『ぁイテッっ!』

確実に手のどこかを痛めた感覚と、これは【素手でどうこうできるような領域ではない】ことを早々に悟る。そうか、それならゴムハンマーで少し叩いてみよう。。

《バイィーン、バイィーン…》

「…チッ、はぁ??」

「誰だこんな馬鹿ぢからで締めたのは!」

はじめは遠慮がちに叩いていたものの、全く緩む気配すらない物分かりの悪さに、だんだんムキになり力いっぱいぶっ叩いてみるも、虚しく跳ね返されるばかり…!

血圧が上がっているのか運動不足なのかはよく分からないが、異常に汗まみれだ。

「…大ハンマーやな。」

持っていたゴムハンマーをどこかに放り投げて、鉄の大ハンマーをゆらりと持つ。

この単車の希少価値や購入金額などはもうすでに頭から吹っ飛んで【逆にこの場でぶっ壊してやろうか!】という《訳の分からない思考回路》に切り替わっていた

ガンッガンッガンッ!

ガンッガーンッ!

冷静な判断力、0(零)!

【完全にキレた】状態で、レンチが外れないように足で支えながら大ハンマーをフルスイングすること数十回、レンチがひん曲がるほどの打撃を加え続けたその時!

【パキンッ…!】

…はっと、我にかえる。

緩んだ

いま確かに緩んだはず

どうか無事に外れますように…!

クルリと回らないなんか変な感触と違和感、恐る恐る外れたボルトを見てみると…

シーリングワッシャなんて

《当たり前かのように》付いていない。

その代わり、何やらドレンボルト中にまとわりついた【接着剤】のようなもの

…あっ、そう。

なるほど、納得。

「これ、ネジロック剤やん💧

ドボドボと流れ出る黒い液体と《プラモ感覚で》ねじ込まれていたドレンボルト。

もう、すっかり日も暮れた。

大量の汗が、急激に冷たくなっていく。

ただ【呆然と】立ち尽くしたまま、いったい、どれだけの時が流れただろうか。

【実体験B】の分析

登場した車両について

その車両は《個人間で長期不動車を安く譲ってもらった》とかではなく《旧車を専門で扱っているお店》から【車検取得・消耗品交換・点検納車整備済み】として

【結構な高額】購入したものです。

《車検取得の工程》は別として【オイル関連】について、考えられることは3つ。

1.オイル量の確認ぐらいはしたものの、まあ、そのままイケそうだから未整備。

要はオイルを交換していないので《ドレンボルトの状態を知らずに出荷》したというパターンですが、100歩ゆずってこのぐらいの理由であってほしいものです

2.交換時にオイル漏れしないよう、ネジロック剤をボルトに塗って締め込んだ。

これは【血の気が引くほどにマズい】状況です。シーリングワッシャの存在を知ってか知らずか(いや、知ってるはず)ワッシャが無い状態でドレンボルトを締め付けても《オイルが漏れることを分かった上》で、雑すぎる応急処置としてネジロック剤をボルトに塗り付けて、強く強く叩き込んだ、という【最悪な行為】です⚠

3.何らかの手違い。

これについてはスルーしますが、どれもがプロとしてあってはならない行為だと思います。そして、ドレンボルトシーリングワッシャを取付けて、規定トルクで締め付けるなんてことは簡単で、しかも基本中のキホン中のきほん中の基本です!!

そう、思いませんか…?!

ワッシャの『表と裏』?

シーリングワッシャの話しだけでも色々と長くなりましたが、最後にひとつだけ。

《二面性》があるのをご存知ですか?

同じものをこうして並べてみても、何となく【形状の違い】に気付くと思います。

見ていきましょう

シーリングワッシャについて《どちらが表で裏をこう使うこと》などの指南が、ホンダさんから出ている訳ではないので、例えばこれを【A面】としましょう。面取り加工というか【明らかに角のない柔らかな形状】良く確認できると思います。

A面を裏返したこれが【B面】だとすれば【明らかに角がある、エッジの効いた形状】になっています。この形状の違いはいったい何を意味しているんでしょうか

『どんなに小さな部品でも、その全ての形状には意味がある』理解しています。

そうだとすれば、潰れて【変形する部品】ではあっても、たぶん《フラットな形状のB面をエンジン側にあてた方が、トルクを掛けたときに【効率よく密閉】できるのでは?》と、自分なりには解釈しています。とても、細かい話しのようですが

皆さんはどう思うでしょう?

純正部品【購入や見積もり依頼】の事なら、もう10年近くお世話になっている

PARTS ONLINEさん✨

是非、参考にしてみてください👇

PARTS ONLINE →https://www.partsonline.jp/

【3rd】の終わりに

【オイル関連】の話しは、エンジンにとって《最も基本的、しかも何より重要な話し》だという考えから、どうしても伝えたいことが多くて長くなってしまいます。

今回も、自分の【体験談】などを織り交ぜて色んなことを話しましたが、そんな《過去に感謝を込めて》そして、自分が経験してきたこんな話しが、皆さんにとって少しでも何かの役に立てば、楽しんでもらえたら、という思いからのものです。

それでは、ここから先の話し

次回の【4th】に続けます

こちらからどうぞ👇

CB400Four オイルとフィルタの交換【4th】 →https://nc362204.com/cb400four-nc36-lubrication-device/cb400four-nc36-changing-engine-oil-and-oil-filter-4th/

以上、ありがとうございました🍻

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投稿者: 雪豹

平成生まれの『ホンダ CB400Four』を中心に♪

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