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【クラブレール】って?
『型式 NC36』
その【魅力】を最大限に引き出して、大柄な車格バランスを絶妙に整えているのが
…そうです!
【ホンダオリジナルパーツ】✨
ひとつひとつの、どれをとってみても【完璧】なオリジナルパーツ、その中にある
【クラブレール】✨
それって、どのパーツでしょう?
👆これです、これ!
リアウインカーと一体になっていて荷掛フックとも兼用になっているそれです✨
設定の位置やサイズ感、研ぎ澄まされた設置の角度に至るまで、その全てにおいて
【秀逸】✨
今回は、そんな
【クラブレール】について、細かく見ていきたいと思います✨
宜しくお付合い下さいませ!
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ネーミングと構成アイテム
【クラブレール】
このパーツ名を自分なりに直訳すると
【棒状の手すり】
そのネーミングセンスは各メーカーの中で【ホンダさん独特】な表現になります。
そして、クラブレールを構成する
【3点】のアイテム✨
パーツリストF-25より
見出番号【7、9】
1.リアウインカーASSY✨
パーツリストF-24より
見出番号【7、8】
2.サイドガーニッシュ✨
見出番号【9】
3.フックボルト✨
大まかに分けてこの3点から成るパーツ
【クラブレール】✨
…では!
実際に分解してみましょう!
分解と考察
早速ですが…
分解するとこんな感じです👆
どうですか (^.^)✨
バラバラの状態にしてもなお、そのひとつひとつが放つオーラを感じますよね!
いくつかを考察していきます♪
リアウインカーバルブ
まずはリアウインカーバルブ✨
部品注文の参考までに
見出番号【10】
部品番号【34905-KN8-003】
部品名【バルブ、ウインカー(12V18、4W)】
…そうそう!
このバルブは、フロントウインカーバルブと《少し異なる性質》になっています。
パーツリストの画像にある《バルブ、ウインカー》という表記が【リア用のバルブ】で《バルブ、テールライト》という表記が【フロント用のバルブ】です。
規格、金額ともに異なっていますね!
理由としては『法改正』✨
NC36のフロントウインカーは
『常時点灯するポジションライト』としての役割を兼ねた構造と、されています!
詳しくはこちらの記事をご覧ください👇
CB400Four ウインカーバルブの交換【F】→https://nc362204.com/cb400four-nc36-lighting-equipment/cb400four-nc36-turn-signal-bulb-replacement-front/
【純正バルブ】については
公式サイトよりどうぞ👇
HONDA オリジナルパーツ →https://www.honda.co.jp/motor-parts/lightbulb/index.html
サイドガーニッシュ
見えますか (^.^)?
サイドガーニッシュにはリアウインカーASSY用と、固定するためのフックボルト用、そして画像を見ると真ん中に《四角い挿入孔》があることを確認できますね。
これは、リアウインカーを《上にも下にも向かせない》ようにするための挿入孔で、リアウインカーASSY側には、画像のように《固定用の突起部》があります。
それらを結合することによって
ウインカーが本来、そうあらねばならない角度に収まります✨
リアウインカーASSYの固定に使用されるのは《17mmの六角ナット》で、画像のように《スパナ型の工具》は、サイドガーニッシュの形状により使用不可です。
そして、【謎の刻印】。
何やら謎の四角い刻印が見えますよね!
これって、何を表しているのでしょう?
12個に区分されて、上の左から4番目の枠にマークされているのが分かります。
これは多分だけど4月…
製造月を表しているのでは…?
理由は、これ👇
ガーニッシュの刻印と似たものとして
サイドカバーの刻印があります✨
上の画像にあるように、サイドカバーには《製造年月の刻印》がなされていて《1997年の3・4・5月》にマークがされていることも、確認できると思います。
詳しくはこちらをご覧ください👇
CB400Four サイドカバーと周辺情報 →https://nc362204.com/cb400four-nc36-exterior-parts/cb400four-nc36-side-cover-and-surrounding-information/
このような各パーツの刻印や車台番号、エンジン番号などから総合的に判断すると、おおよそ1997年の3月~5月に製造された車体であると推測できます。
それは 『CB400Four NC36』
製造【超、初期段階】ですね✨
あとは《ガーニッシュ》という部品名
それは《装飾品》を意味します✨
サイドガーニッシュにリアウインカーASSYを装着して、本体にフックボルトで装備した段階で、初めて【クラブレール】という名のパーツが完成するワケですね♪
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ウインカーコネクタの接続
左右のウインカーハーネスから延びる、4色のウインカーコネクタを接続します。
4本あるリアウインカーコネクタの接続は、リアフェンダーに装備されたテールライトのテールライトサブハーネスと同じ箇所に接続、集合されることになります。
これですね👇
《合計7本》あるコネクタのうち、4本がリアウインカーハーネス用、3本がテールライトサブハーネス用のコネクタで、それぞれが7種類に色分けされています。
👆まず、テールライトサブハーネスのコネクタを3本接続した状態がこうなって…
👆リアウインカーハーネスのコネクタを4本、接続するとこんな状態になります。
皆さんはどうでしょう?
コネクタを外したり接続したりするときにいつも緊張するのは自分だけだろうか…
とても繊細な部分ですね⚠
これに関連する周辺情報については、別の記事に詳しくまとめたものがあります♪
宜しければご覧ください👇
CB400Four リアフェンダーの構成 →https://nc362204.com/cb400four-nc36-exterior-parts/cb400four-nc36-rear-fender-configuration/
タンデムグリップとのコラボ
【タンデムグリップ】
それは、NC36のようなクラシカルな雰囲気を持つ単車にとても良く似合います!
【いい感じ】ですね✨
クラシカルなスタイルとして、このカッコ良さに《唯一、匹敵する存在》と言えば
XJ400Eでしょうか✨
NC36に《勝るとも劣らない》この存在もまた歴史に残る1台だと思っています♪
話しを戻して…
NC36のタンデムグリップは
【クラブレール】と共に6mmの六角レンチを使用して、左右4本の《フックボルト》によって、ダブルクレードルフレームに直接固定される構造になっています。
メーカーは『ハリケーン』、老舗の大阪単車用品工業株式会社さんの製品です✨
一枚の《説明書》が付属!
そこには取り付けにおける注意事項や手順、締め付けトルク等が記されています。
NC36の実車画像を使って説明してくれているあたりに、老舗の貫禄を感じます!
『ハリケーン』✨
このメーカーさんには子供の頃から、かれこれ30年以上お世話になっています♪
CBX400Fには
幅や角度を自由自在に調節できる『ハリケーンセパハン』を、使用しています✨
『CB400Four × ハリケーン』
NC36にタンデムグリップを取付けるにあたって加工などは一切必要ありません。
これからも素晴らしい製品のリリースを楽しみにしています✨
製品の仕様や規格などについては
公式サイトをご覧ください👇
『ハリケーン 大阪単車用品工業株式会社』→https://www.hurricane-web.jp/product/?mode=&items=K40-20
※表示されるまで少し時間を要します。
究極の【美】
ホンダさんが世に送り出してくれた
【最終形態】
その美しさや機能性!
各パーツそれぞれの材質や強度はもちろん、位置や角度のセッティングに至るまで
それは【究極の姿】です✨
それを例えるとすれば
【クラブレール】を固定する、左右それぞれ2本のボルトについては、荷掛フックとして兼用できる長さ、後部座席のちょうど真下になる位置と、されていますね。
そして【角度】✨
車体を真横から見ると…
【独管4重奏】マフラー✨
NC36を象徴する、その芸術品と【平行な角度】に授けられたことが分かります!
パーツのひとつを取ってみても
『モノ創り』の奥深さ!
創り込まれたその姿を見ては
製造開発においてその作品へ全てを賭けた想い、そんな『強い情熱』を感じます♪
今回は以上です!
ありがとうございました✨
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