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【存在価値】の 変貌!
ここ、わずか1年!
いや、半年ぐらいでしょうか?
長い間《日の目を見る》こともなく、あれだけ『不人気車扱い』され続けてきた…
『CB400Four NC36』
その【存在価値】が
急激な勢いで高騰したのは…!
今になって、状況は一変!
やっっと…
《時代が追いついてきた》感✨
2021年5月現在での市場価値としては、約10年前の『CBX400F』レベル!
今現在『CBX400F』の市場価値は理解不能なぐらい《とんでもないこと》になっていますが、こんな現象が『CB400Four NC36』にも起こりうるのだろうか…?
…いやいやっ!
このポテンシャルを持ってすれば
十分、あり得る未来 (^.^)✨
車両本体はもちろん、それに応じて各純正パーツもまた徐々に高騰していますね♪
そこで今回は
【サイドカバー】というパーツ✨
そして、その【周辺情報】についてを合わせて、詳しく見ていきたいと思います。
5年、10年先にある『NC36』の…
未知なる【可能性】✨
それも楽しみに、始めましょう!
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『R』Right side
まずは右『R』側から見ていきます♪
『R』側のサイドカバーは、車両本体フレーム側のグロメットに2箇所と、5mmの六角ボルト1本の合計【3点】で、カッチリと固定される仕様になっています。
ただ、逆に言うと
5mmの六角レンチさえあれば、誰でも簡単に《秒で》外せてしまうんですね💧
イタズラや
盗難には十分注意しましょう⚠
【通気孔】が特徴のひとつ!
質感のある立体エンブレムもまた、NC36オリジナルの存在感を放っています✨
『R』の 刻印
裏側を見ていきましょうか♪
先ほどの【3点】、車両本体のフレーム側にあるグロメット用フックが2箇所と、ボルト孔が1箇所の《固定用トライアングル》が、良く確認できると思います。
そして
何やら【刻印】がありますね✨
それが意味するのは
【HONDA製】の
『R』側のサイドカバーであり、その部品番号および材料記号のABS、それと…
その製造年月(1997年3月~5月)を表しているであろうものの2種類です。
製造年月表示からすると、NC36の《開発段階当初》において、1997年から2001年までの《5年間を製造期間》に定めていたと、想定することができます。
パーツに打刻されている【刻印】のひとつひとつもまた、興味深いものですね✨
内に秘めた装備
これが『R』側の内部です!
ゴチャゴチャとして見えますが、ここは主に【5つの装備】が仕組まれています。
個体差があるかもしれませんが
ヒューズボックス・ウインカーリレー・スタータリレースイッチ・リザーバタンクの4つについてはトラブルが無く、ほぼほぼ《メンテナンスフリー》な部分です。
(リアブレーキ液の補充は除く)
もう1つ、これも頻繁に調整が必要な部分ではないものの【要チェック】な装備
《水冷エンジン》ならではの
冷却液リザーブタンクです✨
車体を垂直にした状態で
液量をリア側から目視で確認して、必要であればここから冷却液を補給します。
そこで使用するのは、もちろんホンダさん純正の《ウルトラeクーラント》です。
自分で原液を希釈(薄める)して冷却液を作る方法もありますが、これは初めから指定濃度の50%に希釈済みなので、難しい事を考える必要が全くありません!
詳しくは公式サイトをご覧ください👇
Honda純正 二輪車用メンテナンスケミカル →https://www.honda.co.jp/bike-accessories/chemical/engine/index.html
そしてこれの凄いところは
新車の状態で充填されたものであれば《11年間または20万Km》、普通に使う場合は《6年間または12万Km》、交換する必要がないという性能の高さ…!!
超、キレイな《青色》✨
この、スペックが高いハワイアンブルーの不凍防錆冷却液と走行風、エンジンオイルの冷却効果、その三段構えで【NC36の心臓部は完璧に防御】されています!!
頑丈なはず、ですね♪
冷却液、そのものが優れた性能であることは別にして、各箇所にあるホースやチューブ類の劣化や接続不良による冷却液漏れには、十分な注意が必要になります。
日常的に管理しましょうね✨
『R』側については、以上です!
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『L』Left side
次に左『L』側を見ていきましょう♪
『L』側のサイドカバーは
外観上は同じ形状でも
『R』側とは違って、メインスイッチのキーを使って取外す構造になっています。
要は【簡単に外せない】ワケですね!
その【理由】としては
『L』側のサイドカバーを取外すことによって、上の画像にある見出番号3【インナーボックスCOMP】に、直接アクセスできるからではないかと、考えられます。
では、このインナーボックスCOMPが担う《2つの役割》を見ていきましょう✨
ユーティリティボックス
まず《1つ目の役割》から!
『L』側のサイドカバー内部、そのメインとなる装備は、容量4、6ℓもある【ユーティリティボックス】と呼ばれる《書類・携帯工具》などの収納スペースです。
《広々と》していますね✨
ここに車検証や取扱説明書、メンテナンスノートや携帯工具などの貴重品を格納するよう設定されているのが【簡単に外せない構造】となっている理由でしょう!!
もし、万が一⚠
フレームからのフック2箇所に差し込まれて、メインスイッチキーでロックされた『L』側を《無理矢理にでも外そう》とされた場合、それはサイドカバーを事実上
破壊されることを意味します💧
…より、防犯意識を高めましょうね⚠
純正携帯工具
【ユーティリティボックス】に関連する話題として《少しおまけ》的な話しです。
これを見たことがありますか?
【純正携帯工具】です✨
いわゆる『旧型』と呼ばれる単車が納車されたときに、何気にこういう【当時物の備品】が載っていたりすると、もの凄く嬉しくなりますよね(なりませんか?)♪
これが有るか無いかで、ある程度《単車自体の素性》まで判断できてしまいます。
鮮やかな青色のツールバッグには、HM(Honda Motor)の、堂々とした刻印!
その内容は、以下のとおりです👇
同じように並べてみましょう♪
(↑暇人全開↓)
こんな感じになります✨
ほぼ、未使用だと思われる状態で、ツールセットにおいてはコンプリートですね!
そして、どうしても気になるのが
施されている純正の【刻印】✨
純正携帯工具の中では《3本のスパナ》だけに、主だった刻印が見受けられます。
『HM』の刻印はもちろん
反対側を見るともうひとつ…
『RK』の刻印もありますね👆
これは何を記しているのでしょうか?
それが意味しているのは
『理研化機工業株式会社』✨
1955年頃から主に車載、搭載工具などの二輪・四輪用自動車部品から、最近では災害救助用品まで、幅広く製造開発されている『超老舗メーカーさん』です!!
詳しくは公式サイトをご覧ください👇
理研化機工業株式会社 →http://www.rkj.jp/
【超絶、カッコ良い!】とは、こういう事を言うのでしょう✨
『本田技研工業×理研化機工業』という【プロフェッショナル同士のコラボ】から作り出された、この純正携帯工具という作品にもまた《歴史や情熱》を感じます。
アイテム名は省略しますが、上の画像にある見出番号の【1・2・4・10】についてはさすがに行方不明なので、現存しているのであれば大切にしたいものです!
【純正携帯工具】✨
そのひとつひとつも、車両本体と同じく【数量限定の芸術作品】だと、思います♪
バッテリーケース
では《2つ目の役割》です!
さて、これは何でしょうか…?
…そう!
【バッテリーケース】ですね✨
車種によって「このバッテリーはどうやって取外せばいいのだろう💧」レベルに複雑な部分へと収まっている場合がありますが、NC36の【それ】にあっては、実に
【シンプルかつダイレクト】!!
シートを取外せばすぐ目の前に、バンドのみで固定されたバッテリーが現れます。
指定されているのが《MFバッテリー》なので、排気配管も存在していません!
こういう単純明快さも
【NC36の特徴】と言えますね✨
指定MFバッテリー
ここでもう一つ、触れておきたいのが【指定されたバッテリー】について、です。
『NC36に搭載』されるのは
開放型とは互換性がない、密閉型のメンテナンスフリー(MF)バッテリーです!
電解液を補充、充電後はしばらく静置したりの工程を一切排除できる優れもの✨
画像にある見出番号の1、YTX9-BS(YTRから現在は変更)が、型式ですね。
『NC36用』として
各、メーカーさんからのラインアップがありますが、皆さんはどれを選びますか?
たくさんある選択肢の中でも
たとえば、この製品👇
【YUASA製のYTX9-BS】✨
《NC36の稼働頻度》としては、大体で2~3週間に1回、走行距離約50Km。
年間走行距離 1500Km 弱!
保管時には必ずマイナス側を外す。
その状況下において
ここ3年間、新品を初期充電したそれっきり《補充電やトラブル》など一切なし!
ここで重要なのは、お値段
【GS YUASA製】の約1/3✨
NC36、そのものの充電装置が優れているとはいえ、こんなポテンシャルの高さは
圧倒的に《コスパ》良いです!
もし、どのバッテリーにするか思案中の方がいれば、ぜひ参考にしてくださいね♪
ご存知かも、ですが最後に⚠
新品を初期充電して、取付ける時には《最初にプラス側を接続》してからマイナス側を接続、取外す時には《最初にマイナス側を解除》してからプラス側を解除!!
《充電時》も、同じです。
あと、端子部にアンチシーズなどのグリースを塗布しておくと錆止めになります。
基本的ですが、とても大切な事ですね✨
固定箇所と刻印
『L』側を裏返してみましょう♪
こうして見ると『R』側とは【固定箇所の構成】が全く違う様子を確認できます。
『R』側の、サイドカバーにあるフックをフレーム側に差し込む構成に対して、『L』側はフレームにあるフックをサイドカバー側に差し込む構成になります。
これを《正式に》取外せるのは
『鍵を握る』者、ただ一人✨
NC36のメインスイッチキーを持つに相応しい『特別な存在にのみ』許されます♪
刻印の内容は『R』側と同じです。
製造年月の刻印。
あまり《拘るところ》ではないのかもしれませんが、左右の製造年月が違う場合は【何らかの理由で取り換えられている】という可能性が、とても高くなりますね。
この刻印と似たものとしては【クラブレール】というパーツにも見受けられます。
詳しくはこちらをご覧ください👇
CB400Four クラブレールの詳細 →https://nc362204.com/cb400four-nc36-exterior-parts/cb400four-nc36-grab-rail-details/
少し長くなりましたが
『L』側についても、以上となります♪
【未来】へ 向けて
《潮目が、変わる時》
冒頭にも触れましたが、バイクという存在において《それは明らかに今》ですね!
この先、可能性は未知数✨
国内向けに製造、開発された
『CB400Four NC36』
【逆車】という概念が存在しない分、現存する台数の少なさだけが気掛かりです。
CB400Four と CBX400F →https://nc362204.com/gallery-and-essay/cb400four-nc36-and-cbx400f-nc07/
👆今や【スーパースター】的なレベルの
『CBX400F NC07』
この存在ですら
かつては平気で路上に乗り捨てられた時代もありましたよね(特に正月あたり)!
来たるべき【未来】へ向けて!
それはいざ、世のスポットライトが『CB400Four NC36』を眩しく照らす時✨
そうだ…!【今こそ】魅せろ!
生まれ持った《素晴らしい潜在能力》は、遺憾なく存分に発揮される事でしょう!
次世代の『花形』であれ✨
そんな日が、待ち遠しいですね♪
以上、ありがとうございました🍻
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