センタースタンドの存在
『バイクの整備』✨
その過程においてとても便利で大切な存在、それが「センタースタンド」ですね!
【絶妙なバランス】で、フロント側に荷重をかけてリア側を浮かせているその「センタースタンド」には、なくてはならない【重要な役割】が、たくさんあります。
保管時にはサス、ベアリングなど足回りの荷重負担を軽減するためにも使います。
みんなが標準装備する
「センタースタンド」✨
NC36だけには
「無し」!
どうにかして付けてほしかった…💧
なぜ「無し」なのか?
予算の問題などがあるワケないから、どう見てもその理由として考えられるのが…
『NC36』最大の特徴である
✨この『4本マフラー』✨
例えば『CBXのマフラー』のように4本のエキパイを2本に集合させない構造!
”独管4重奏”
と、素敵な表現をされるストレート4本マフラーをホンダさんが採用した以上は…
【納得する】しかない!
…しかしっ!
「センタースタンド」的なものは必要…
そこで登場するのが
「バイクジャッキ」です✨
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『アストロプロダクツ』
「バイクジャッキ」
とは言っても、いくつものメーカーさんがあって種類や金額差もまた様々ですね。
今回ここで紹介するのは、工具メーカー『アストロプロダクツ』さんから販売されている【フレームを利用して垂直に保持する】タイプの「バイクジャッキ」です!
【維持管理】していく上で
普段から頻繁に使うワケでも、センタースタンドの代わりにジャッキアップした状態で車両を保管するワケでもありませんが【絶対に必要な場面】も多々あります。
では、細かく見ていきましょう✨
製品の概要
製品として、ジャッキ本体と付属品を含めて下の画像にある物が全てになります。
【耐荷重 500Kg】
NC36の車両重量は、前軸重と後軸重を合わせて【210Kg】なので余裕です!
👆 基本的な【臨戦態勢】✨
この状態からフレームを利用して【mm単位】で車体をジャッキアップできます♪
アップの高さ調整範囲はとても広いのですが、ここまでアップする事はまず考えられないし、この【バイクジャッキ単体ではかなり危険な状態】に、なるはずです!
NC36には、使いません⚠
付属品についても触れておきますね✨
21㎜ソケット
ハンドルの部分はHEX形状で、ラチェットレンチを使えるようになっています。
ありがたいことに付属品として21mmのソケットを付けてくれているんですが…
自分の工具と【合致】しない💧
【差込角変換アダプター】が必要です。
そんな場合もよくありますね!
付属のハンドルで回すよりもラチェットレンチを使う方がはるかに効率的です✨
L字アダプター
他社製品、との『差異』。
それは、ただひとつ✨
バイクジャッキと呼ばれる製品の大半は【耐荷重500Kg】とされているものの、何と言ってもこの《L字アダプター》が圧倒的に頑丈そうではありませんか?
(*個人の主観は以上になります)
直接、フレームを支える《L字アダプター》は、適度な高さの調整も可能です。
当然ですが、高さを微調整する時は【左右均等で水平になるように】調整します。
高さが【最も低い状態】で本体に装着した時の最低地上高は、約17~18cm !
NC36の車体を【ほぼ垂直に保持】した状態で、フレームまでの地上高を測ると…
約19~20cm!
このフレームに、高さと幅を調整しながら《L字アダプター》を、セットします♪
実際にやってみましょう✨
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【使用要領】の 研究
さあ、どうするか!?
皆さんなら、どう考えるでしょう?
まずは前提として、ジャッキアップする床面が【水平である】必要がありますね。
水平な床面に対して、水平に調整したジャッキをセットすれば、それはおのずと…
車体の【垂直】を意味します!
ここでいよいよ
『NC36』の、登場です✨
車体の真下にバイクジャッキをセットするため、サイドスタンドに《高さ5cm》ほどのブロックを敷き込んで、車体を【ほぼ垂直】に保持した状態とします。
ジャッキのハンドル側を手前に、L字アダプターをハンドル側だけに固定した状態で、車体左側から【直角で左右均等な位置】に、ジャッキを滑り込ませてセット!
以下、【特に重要】⚠
ハンドルを回して、L字がフレームに当たるか当たらないかの位置まで上げてから、L字が【最もフレームを深く捉える位置】にジャッキ本体ごと微調整します。
表現が難しいけど、、そして…
もう片方のL字を車体右側から差し込んで、やはりL字ができる限りしっかりとフレームを支えられる位置に、直角と均等を確認しながらアダプターを固定します。
要は…!
【L字アダプターがフレームを確実に支えられる位置にセット】すべき!です⚠
ここからジャッキアップ✨
右側に倒れないように車体左側のハンドル(クラッチ側)を持ったままジャッキのハンドルを回して、左右L字の位置を確認しながら少しずつ慎重にアップすると…
…刹那的に
車体が【ぐらりっ】!!
一瞬《ヒヤリ》としますが、それが反対側のL字にフレームが乗った合図です!
ジャッキアップ【完了】✨
左右均等に、きちんとL字アダプターがフレームを支えているか、再度確認です。
上の画像ほどジャッキアップした時点で、リアホイールが回せるようになります♪
ここで、思いませんか?
「マフラーに干渉してね?」
大丈夫です✨
約1cmほどの余裕を持った状態で、完全にジャッキアップを実現できています!
この【精度】✨
【垂直と水平】のシビアな精度は、エンジンオイル量の測定時に【超重要】です!
【超重要】の、根拠⚠
その重要性に気付かないまま、長年にわたって間違え続けてきたオイル量の測定!
この、失敗談💧
是非、ご覧ください👇
CB400Four オイルとフィルタの交換【5th】→https://nc362204.com/cb400four-nc36-lubrication-device/cb400four-nc36-changing-engine-oil-and-oil-filter-5th/
話しを戻して
次は、ジャッキダウン✨
ジャッキアップ時と同様に、車体左側のハンドル(クラッチ側)を持って支えたまま、少しずつジャッキのハンドルを回してゆっくりと慎重にダウンしていきます。
敷き込んでいたブロックにサイドスタンドが着地するところまでダウンさせてから
片側のL字アダプターを取外して、バイクジャッキを車体から手前に引き抜けば…
任務完了です✨
最後に、もうひとつ⚠
サイドスタンドに敷いたブロックは、車体が不安定なのですぐに外しましょう!
無事完了、お疲れ様でした✨
この製品に興味がある方はアストロプロダクツさんの公式サイトをご覧ください♪
こちらからどうぞ👇
『アストロプロダクツ』→https://www.astro-p.co.jp/i/2007000000687
いかがでしょうか (^.^)✨
種類や使い方も様々ですが少しでも参考になれば、何かの応用になれば幸いです♪
《所有者と使用者》の 責任
今回の「CB400Four × バイクジャッキ」という記事の終わりに伝えたいこと。
この工程は、簡単そうに見えて
真面目に【危険】です⚠
この記事を読んでくださった皆様の中には、初心者の方や経験の少ない方もいらっしゃると思いますので、必ず専門知識を持つ方から指導を受けて行って下さいね!
そして!
アストロプロダクツさんからは、必ず2人以上で行うよう注意喚起されています。
⚠WARNING⚠
製品を購入された場合は取説を良く読んで所有者と使用者の責任や危険性を十分に理解した上で行うよう、決してこの記事だけを参考としないようにしてください!
皆様方のバイクライフが、楽しく幸せなものであることを、心から願っています♪
以上、ありがとうございました✨
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