CB400Four ユーザー車検の ススメ

NC36と 真夏の美しい風景

自動『車検』査登録制度

【2年間】。

それは、まだ小学生の面影を残したまま【学生服に着られて】遊んでいた中学一年の子供が、急激に【色気づいて大人びた】中学三年にまで成長してしまう期間。。

その、尊すぎる日々

長いようで年々、歳を重ねるほど【あっっ、という間】過ぎ去っていきます!!

ライダー達にとって

定期的に、そんな【早い時の流れ】顕著に感じる制度、として代表的なものが

『車検』ではないでしょうか

今回のお題は、令和3年7月時点で『車検有効期間の満了』を迎えた、NC36

『ユーザー車検』について✨

それは『車検』の全て

【自己完結する】ということ

公道を走行するにあたって、絶対に避けては通れない『2年ごとの車検』どのようにしてクリアするのか、戦略としてA・B・Cに分けて考察していくものです。

『車検』という制度に《漠然とした不安》を抱えている方々の悩みを解決します!

どうぞ

宜しくお付合い下さいませ

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戦略A・『車検』の 予約

全ては、スマートスムーズ

『車検取得』のために

まずは『車検』を受検したい《日付と時間》を、事前に予約する必要があります

受検《予定する日》

2週間前から予約が可能です

以下の公式サイト【新規アカウント登録】完了後、ログインIDを取得します。

入力するのは、名前・電話番号・メールアドレス・自分で決めたパスワードです。

👇とても簡単ですよ♪

自動車検査インターネット予約システム →https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do

ログインして車両情報等を正確に入力、受検したい《日付と時間》を予約します。

予約する《日付と時間》!

ここに、戦略があるんです

《日付》について

『車検』インターネット予約そのものはとても簡単にできる、とは言うものの

ここで問題となるのが

『車検』当日【天候】です⚠

実現したいことは

『車検』有効期間内に、NC36自走させて運輸支局に持ち込んで、涼しい顔をして《サラっと》継続検査に合格する、そして早々とその場を後にすることです

いくら暑くても寒くても構わない。

ただ、雨の日だけはイヤだ💧

皆さん、そう思いませんか?

『車検』有効期間の満了する日、その1ヶ月前から受検することが可能で、予約は、受検したい日2週間前からできるというシステムであることから、最速で…

『車検切れ』の、約45日前!

その時点から毎日、天気予報とにらめっこしながら、最善の日付を割り出します。

日本気象協会 tenki.jp【公式】→https://tenki.jp/

突発的な雨は避けられませんが、できる限り降水確率の低い日を選びたいですね

ここで忘れたらダメなこと⚠

すでに予約をしているけど、その日が《雨予報》になったりして受検を中止しようとする場合は、そのまますっぽかすのではなく、必ず予約日の変更をしましょう!

これをおろそかにしていると【最悪の場合】予約を受付けてくれなくなります💧

《時間》について

最短、かつ最速

『車検』クリアするためには

【朝、一番】

奇襲をかけるのがBESTです✨

主な理由は、以下の4パターン!

・時間が下がるにつれ、混み合ってくる

・時間が下がるにつれ誰もが疲れてくる

は時間が下がるにつれ暑苦しくなる

は時間が下がるにつれ物悲しくなる

は、時間が下がれば下がるほど《不利になる要素が多くなる》と、いう事です

『車検』は1日に計【4ラウンド】、午前2回と午後2回とに分けて行われます。

狙うべき【ラウンド1】

受付開始 8:45 検査開始 9:00

この枠を予約した場合に気を付けたいのは、ちょうど通勤ラッシュ時であること

『車検』の当日は

想像以上に道路が混雑したり、慌てた運転をして事故を起こしたりなどのトラブルが無いように、かなり時間に余裕を持って《悠々と出発》するのが無難でしょう

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戦略B・必要な【書類と費用】

大切なことは、余裕を持って

【事前に用意】しておくこと✨

『車検』本番の直前になって右往左往しているようでは、戦略的とは言えません。

そこに《ミス》が生じます

早い段階から

必要な書類と費用の全てをクリップボードにまとめて、万全な体制を整えた上

ゆとりを持って

『本番』に臨みましょう

【自分で用意する】書類

【自分で用意する】と言っても、普段から【自分が管理している】書類の事です。

それは3種類あります✨

1.自動車検査証

《書類の主役的な存在》が、この自動車検査証、コピーではなく原本が必要です。

2.自賠責保険証明書

今現在《契約中の証明書》《新規契約をした証明書》2枚が必要になります。

3.納税証明書

いちばん最近の証明書が必要です。

どれも再発行・再交付できるものではありますが、とても大切な書類ばかりなので、紛失することのないように普段からしっかりと管理しておきたいものですね♪

あと《点検整備記録簿》については、あってもなくてもどちらでも構いませんよ!

【運輸支局で貰う】書類

これは、運輸支局の『ユーザー車検』受付窓口貰える書類(無料)になります。

これもまた、3種類

自動車検査票・継続検査申請書・自動車重量税納付書という書類が3枚1組です。

車両情報受検者などを記入しなければいけませんが、それはとても簡単なので

ここでは省略します

【費用対効果】を考える

『車検の費用』=【高額な出費】

何とな~く

そんなイメージを持っていませんか

結論から言うと

総額『15,970円』です✨

具体的な内訳は、以下の3種類!

1.継続検査手数料

これは運輸支局で貰った書類のひとつ、自動車検査票印紙を貼って支払いを証明する様になっているので、運輸支局で書類を貰うときに印紙も購入しておきます。

国の検査手数料が【400円】と、自動車機構の審査手数料が【1,300円】

合計【1,700円】です✨

2.自動車重量税

これもまた、運輸支局で貰った書類のひとつ、自動車重量税納付書印紙を貼って支払いを証明しますので、同じく書類を貰うときに印紙を購入しておきましょう。

登録後の年数によって異なりますが

NC36【5,000円】です✨

3.自賠責保険料

これは公道を走行する上で必要最低限の保険料なので説明の必要がありませんね。

24カ月【9,270円】です✨

以上、3種類を足すと【1,700円】+【5,000円】+【9,270円】

『15,970円』になります✨

2年に一度のこの出費をどう思いますか

もちろん、維持管理するためのメンテナンスや消耗部品の交換、毎年の軽自動車税などは別になりますが、ユーザー車検に掛かる費用としては《以上、終了》です。

NC36がもたらしてくれる

【未知数の存在価値】

これを感じるならその【絶大な費用対効果】は、もはや言うまでもありませんね♪

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戦略C・【光軸検査】その対策

ここからが、今回のメイン

【光軸検査】、これが

『車検』における検査項目の中で、もっとも《不合格》なりがちなものですね⚠

この【検査】では

前照灯(ヘッドライト)の光量と、垂直水平の向き適正であるかを測定します

これを甘く見て

《不合格》と、なろうものなら

「顔でも洗って出直してこいや」

的に退場させられ、最寄りの【ライトテスター屋さん】まで走るはめになります💧

そこでの光軸調整数千円の出費。。

さらに

受検しているのが午後だったりすると、最悪タイムオーバーでその日に終わらず《後日最初からやり直し》継続検査手数料がまた必要なんてこともあるんです

この《後手ゴテ感》を、未然に防ぐため

対策を講じておきましょう

光軸調整について

NC36の光軸事前に調整しておくとは言っても、それはいたって簡単な事です。

いたって簡単な事と言うか、そもそも今まで光軸の調整をした事がありません!

それは何故なら…

サービスマニュアルを見てみましょう。

ホンダさん垂直方向については

「ブラケットの凸部とケースの線が合っていたらOKだよ」、そう言っています。

これの事ですね👇

このマークが、今の今まで《ズレていた》なんて事は、一度も無かったからです。

水平方向については「調整スクリュを回してみてね」と言っていますが、これも…

触った事がありません!

ここで注目すべき点

要は《簡単にズレてしまうような構造ではない》という【NC36らしさ】です!!

光軸調整が必要になる《原因》として考えられる事があるとすれば、以下の3つ。

1.大きめの転倒歴がある

2.ボルトの締付がユルい

3.悪路走行が頻繁である

以上の事でもない限りNC36光軸が大きくズレるとは、経験上考えられません。

ただ、ここで問題なのは

これで本当に『車検』光軸検査で、実際に合格できるレベルであるのかどうか

順を追って研究してみましょう

照射角度の『定義』

それでは

コース内の【光軸検査】で、いったい何の【精度を測定】しているのでしょうか

まずいちばんに理解しておきたいのは、前照灯が【ハイビーム状態】であるときの

垂直方向【照射角度】です✨

その『定義』として

『100m先の【地面を照射する】角度であること』

この【精度を測定】しています

大抵の場合、ここが許容範囲内に収まっていないから《不合格》となるワケです。

【測定値】を算出する

『定義』については理解できました、

具体的にどうするのか?

それには【測定値】を算出するための簡単な計算式が、ちょっと必要になります

『100m先の【地面を照射する】角度であること』

まずはこの【照射角度】における『定義』を、直角三角形でイメージしてみます。

3点の青い印が確認できますね♪

上の印が前照灯の中心。

下にある印の2点間距離100mです。

次にこの上下2点間前照灯の中心から地面までの距離を、NC36で実測します。

目視ではありますが、車体を垂直に近い状態で保持してから測定してみましょう。

3点の青い印を良く見てください。

おおよそで0、89mですが、実際に乗車した場合には約0、88mになります

ハイビームにした状態で

高さ0、88mある光軸の中心が、100m先の地面(0m)を照射すれば正規!

これを言葉にして表現すると、照射

「100mで0、88m下がる」

数式にして表現すれば

『100m:0、88m』

このデータを基にすると【照射角度の規定値】算出できる計算式が生まれます。

では、最短距離から算出しましょう

フロントタイヤを壁面に当てた状態前照灯までの距離を測ると、約0、45m。

これを、同じように

言葉にして表現すると、照射

「0、45mで?m下がる」

数式にして表現すれば

『0、45m:?m』

これらを比率の計算式で言うと

「100m先0、88m下がるんだったら、0、45m先何m下がるの?」

👇

『100m:0,88m = 0,45m:?m』

展開して

『?m = 0,88m × 0,45 / 100』

答えは0,00396m、約『4mm』

この『4mm』『88cm』から引いた【測定値87、6cm】前照灯の中心が照射していれば、難関とされた【光軸検査】に合格できるという事になります

最終的まとめる

0、88 × 壁までの距離 / 100

(単位:m)

NC36照射角度からなる正規【測定値】は、この計算式から算出されました♪

ではでは、実際に

3パターンほど検証してみましょうか✨

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【測定値】を検証する

検証するにあたっては

垂直な壁面(斜めの壁面なんてほぼない)水平な路面を舞台として選定します

最初

パターン目《0、45m》

先ほど算出した測定値によると

前照灯から壁面までの最短距離正規であれば【87、6cm】照射するはず!

乗車するとこの状態、ブルーに輝いているのがハイビームパイロットランプです。

青い印が【87、6cm】

おおよそ、測定値あたりを【光軸の中心が照射】しているのを確認できますね!!

パターン目《3、45m》

壁面から、できる限りまっすぐ《3m》バックして、その位置にマークします。

シビアな事を言うと

ここで気を付けたいのは、このマーク《NC36をどう停車させるのか》、です。

これを見てください👆

目視ではありますが、フロントタイヤの先端このマークを合わせて停車させた場合、前照灯までの距離は3mではなくて《3、45m》になるということですね♪

この距離を計算式に当てはめると

0,88 × 3,45 / 100

=0,03036m、約『3cm』

前照灯中心までの『88cm』から『3cm』下がる【85cm】照射するのか?

確認しづらいとは思いますが、測定値【85cm】光軸の中心が捉えています!

最後にもう一つ

パターン目《5、45m》

先ほどと同じく、壁面からまっすぐ《5m》バックしてその位置にマークします。

NC36同じように停車させると、前照灯から壁面までの距離《5、45m》

測定値を算出すると

0,88 × 5,45 / 100

=0,04796m、約『5cm』

測定値【83cm】という事ですね♪

さらに確認しづらいですが

青印の測定値【83cm】光軸の中心が、ほぼ《正確な精度で》捉えています。

これは

完全に『合格レベル』です

いざ、本番の

『車検』に挑戦しましょう!

戦略Cの最後に

以下、少しだけ補足します。

混乱を防ぐため

ここではあえて省略しますが【光軸検査】にはもちろん《許容範囲》があります。

この光軸レベルまで到達しているのに、実際に受検して《不合格》なんてことは

まず、あり得ません

あとは【光量の対策】として

検査官さんには余裕でバレています

受検時に、しれっと若干《回転数を上げる》というのも、テクニックの1つです(2,000rpm前後)

以上、戦略C

【光軸検査】その対策でした✨

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『ユーザー車検』を終えて

ここで、突然ですが

今回のタイトル「ユーザー車検のススメ」というお話しは、そろそろ終了です。

「ここからが大事やろ!」

そんな声が今にも聞こえてきそうですが、少し落ち着いて話しを聞いてください。

実際の『車検取得』

それには明確な理由がありまして

【検査コース内撮影不可】💧

これ、なんです👆

実際に受検している【進行状況と合格へのプロセス】までを、詳しく画像と一緒に詰め込んだ記事にできれば理想的ですが、ここ大分県では許可してもらえません。

でも、安心して下さい

『車検』所要時間

約、5分から10分程度

前照灯・前後ウインカー・ブレーキランプなどの点灯点滅、パッシング・ホーン・ハンドルロック・車台番号・車体の幅や高さなどを、検査官さんがサクっと確認。

前後ホイールなどの緩みがないかを確認してから検査コースへと入場、あとは前後ブレーキの制動力・スピードメーターの正確性、最後【光軸検査】にて終了です

日頃からの

《ちょっとした心がけ》次第で

実際の『車検取得』は、想像しているよりも遥かに簡単で、あっけないものです

日常的なメンテナンス維持管理などについては、以下の記事にまとめています。

よろしければ参考にして下さい👇

CB400Four NC36【ブログのまとめ】→https://nc362204.com/introduction-honda-cb400four-nc36/cb400four-nc36-blog-summary/

どれもが《自分で出来る簡単な内容》ばかりで《難しい工程》一切ありません!

2年間という月日

このようにして

今回もまた、無事『2年の有効期間』《国》から認めてもらう事ができました。

毎回、この『車検』を終えたその瞬間から、もうすでに自分の中で想っているのは

次の『車検』までの

【2年間】!

それは【730日後】未来

世の中は、今より

良い方向へと、進んでいるのだろうか。

そして

自分の思い描いた『夢』

ひたむきに重ね続けた この日々も

頭を抱えて酔い潰れた あの夜も

それに少しでも近づき、何かひとつでも成し遂げるためになっているのだろうか。

CB400Four『型式 NC36』

その、唯一無二の存在

《不敵な笑み》を浮かべながらそこに佇み《唸りを上げる排気音》を轟かせ続けて

『勇敢に 立ち向かえ』

『俺達なら 可能だよ』

いつだってそう、語りかけてくれた。

この素敵な相棒と一緒に、きっと『輝かしく、颯爽と駆け抜けていくのだろう』!

心から、そう信じて

皆様方【激動の時代】、その真っ只中『逞しくクリア』していけますように!

それぞれの『NC36』

ノーマルやカスタムなど個体差は様々ですが、少しでも参考になれば幸いです。

以上、ありがとうございました🍻

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投稿者: 雪豹

平成生まれの『ホンダ CB400Four』を中心に♪

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